2020/01/09
昨今、週刊誌などで「誤嚥性肺炎」についての特集をよく見かけるようになりました。
介護福祉の現場では以前より聞き慣れた言葉ですが、食物や水分を飲み込む力が衰えることにより
本来、食物などが食道を通らなければならないところを気道に入ってしまい、肺炎を発症する病気です。
水分やお食事が飲み込みにくい方のために、とろみ剤という粉末を混ぜると、飲み込み時に誤嚥を防止する
という物がございます。フィオレ茨木でもご使用されている方がいらっしゃいます。
昨日、(株)ウエルハーモニー様(とろみ剤メーカー様)にお越しいただき、とろみ剤についての勉強会を
行いました。
とろみ剤を水に混ぜて職員で実食致しました。飲み込んでから食道を通る時にも体温で溶けてしまわないように
なっているため、飲み込んだ後、少し胸に引っかかった感じがしましたが、気道に入らないためには必要な事
です。ご入居者様に提供する際には、少しでもおいしく召し上がっていただけるよう工夫致します。