看護 2025/11/14
日ごとに寒さが増し、朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。
最近ではニュースでもインフルエンザの流行の話題をよく耳にします。
感染予防のためにも、手洗い・うがいを忘れずにしてくださいね。
今回は、施設内で行っている看護ケアの中から「胃瘻(いろう)管理」について紹介します。
🍃胃瘻管理とは?🍃
「胃瘻」とは,食事を口から摂ることが難しい方に対して、直接お腹の皮膚から胃に管(チューブ)を通し、そこから栄養や水分、薬を入れる方法のことです。
口から食べることが難しくても、身体に必要な栄養を安全に届けるための大切なケアです。
🍃私たちが行っている胃瘻ケア🍃
訪問看護では、医師の指示に基づいて以下のようなケアを行っています。
・栄養剤や水分の注入
・注入前後の胃瘻周囲の観察(赤み・腫れ・浸出液など)
・胃瘻チューブの固定や清潔保持
・チューブの詰まり防止・洗浄
・トラブル発生時の初期対応(漏れ・抜去・発赤など)
特に大切なのは「清潔」と「観察」。
毎日のケアの中で小さな変化を見逃さず、感染やトラブルを未然に防ぐことが私たちの役目です。
次は、「吸引」についてご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!